結露による外装の傷みは海上保険対象か?というアクセスにお答えします。

先ず海上保険となっていますが住宅総合火災保険で東京海上日動保険株式会社の事でしょうか? 先にお答えします、保険対象外となっています、保険の豆知識として知っていただきたいのは建物に関する保険は二通りあり「住宅火災保険」と「住宅総合火災保険」に分かれます、「住宅火災保険」は火災のみ対象と雑駁に考え理解してください、もう一方の「住宅総合火災保険」になりますと火災のほか給排水の事故、落雪による建物の損傷等幅広く保障されます。このあたりをきちっと保険契約者様へ説明しない代理店が多く、本来は保険対象になる場合でも知らずに自己資金で直したり、建築した業者と揉めたりするケースによく出くわします。 弊社は東京海上日動海上火災保険株式会社の代理店ですから、そんな時は直ぐに現地調査し保険会社に事故報告を上げます、すると保険会社では何々鑑定事務所(数社あります)に事故の確認と被害額の算定を依頼します。
鑑定事務所は最低限の算定をする事が多く、弊社は建築も手掛けていますので鑑定事務所にお客様に成り代わり交渉します、そのときに図面を書いたり詳細な見積書を出して協議します、鑑定事務所の鑑定人は大抵建築士ですが資格は持っていても現場経験が浅い方が多く弊社が出ていくと大抵は弊社の見積書を提出してください、となり実際の被害額を確保する結果となる事が大半ですから、もしお困りなら弊社へ一報連絡ください。
二、三年前に弊社のお客様で火災保険・自動車保険・生命保険すべてを加入されていたお客様ですが、ちょうど自動車の契約更新でお邪魔したところ、ご主人がこの冬に朝から水浴びして酷い目にあった、お宅で給水管(トイレ)の取り替えと床・壁・天井の改修をしてくれと頼まれました、私は依然火災保険の契約の際に給排水による事故は保険適用となっていますと説明しましたでしょうというと「アレッそうだっけ」という、このお客様ばかりでなく大抵のお客様は説明を聞く聞いてくれない傾向があり、この時もそうでした。直ぐに事故報告を上げて、鑑定事務所と現場で丁々発止と金額の交渉をして全額補償の対象となり、床・壁・天井と配管が全て保険で直せてお客様に大変感謝された事もあります、その他無落雪屋根の屋根にある排水パイプが氷り屋根がブールになってすが漏りしたケースや二階屋根からの落雪で丁度、掃除して窓を開けていたばかりに開き戸が吹き飛んでしまい窓の交換と外壁の修理・内装の修理をしたこともあります、いま一度ご自分の保険がどういう保険か確認してください。

この記事にコメントを書き込む